#145 そろそろ始めたい「違うこと」について
2010.07.30 Friday
JUGEMテーマ:マーケティング
#144の続きになりますが、「違うこと」について自分が何を思っているのか、を考えてみます。
まず、こんなことを考え始めている【背景】ですが、以下のようなことです。
最近、亡くなった親類が5年以上前に被害に遭ったリフォーム詐欺について調べる機会がありました。(おそらく料金のことも考えて)地元の中小事業者を探そうとしてひかかってしまったようなのですが、横浜市のサイトにもリストが出ている「横浜市介護保険住宅改修費受領委任払い取扱事業者」の一つがどうも詐欺に絡んでいる、あるいはその会社名を使ったグループによって詐欺が実行された感じなんですね。
地元の良い中小リフォーム業者を見つけようと思ったら、アパートの件でもそうでしたが、濃い口コミを辿っていくのが一番確実なんだと思います。
しかし、これが多くの人にとって結構難しいですね。地縁、血縁ありませんし、地域の顔見知りの人々の間を伝わる噂などの、強いクオリティー監視機能のある商店街(会)は消滅してますし。判断材料がないわけです。
そこでインターネット、と思うかも知れませんが、地元リフォーム業者についての満足いく情報を見たことがありますか。ないですよね。リフォーム体験談だって、かなりうそ臭いものが多いですよね。
それで多くの人はどうするかといいますと、CMやっているような有名な会社に問い合わせるか、全国ネットワークを持つ有名な会社ばかり属するような見積サイトに入って、どこかに決めるみたいなことですよね。
見積サイトも、リクルートであるとか、有名な会社の名前が入っているものの方が一般の人にとっては絶対的に安心感があるわけですが、そのサイトの見積競合に参加できる業者になるには、売上げなどに関して結構厳しい条件があります。
みんなと同じ会社に頼んで多少高くても安心感を買ったと考えるか、地元の業者を探して騙されるか。消費者の側から見るとそうですが、地元でまじめにやっている小さな会社から見ると、真面目な仕事ぶりが口コミでさえなかなか伝わらない、悲しい状況なわけです。
ずっとリフォームの話で書いていますが、他の多くの業種にも当てはまることだと思うんです。
かなり大昔から、情報化社会とか言われていますけど、実際は、工業化の流れが、判断材料となるべき情報にまで行き渡ったということだと思います(#59)。少数の大資本による平板化・標準化。
新しい会社なんか起こしても成功する確率は非常に低いですよね。以前に、日本の起業率の低さのことを書きましたが(#62)、まあ、「情報工業化社会」(新語ですね)先進国の日本では当然ということでしょうか。巨大企業に成り上げって行ける極々少数者にならなければ、多くは潰れていくしかないわけです。
直接的な人のつながりに集中してうまくやっている中小企業もありますが、もし大資本がその市場を狙えば大抵は簡単にやられてしまうという状況です。
別に大資本ばかりでいいと思うかも知れませんが、それは明らかに「不自由」につながると、私は考えています。
足りないのは何か。対面的な濃い不定形な情報や商品が自由に交換される場という風に思っています。
喫茶店、職場、店などのいろんな可能性について考え始めています。息抜きできる仕事場(#119参照)について。
まだ、漠然とですけど。・・・・長い時間かかって書いた割には、まだ全然、ですが・・・
